やさしい日本語
東京芸術祭とは何か?
東京芸術祭(Tokyo Festival)は、毎年、東京・池袋で行っています。
今年、9年目です。
東京芸術祭は「芸術文化の未来をつくる芸術祭」です。
私たちは、東京の文化をいろいろな人にわかりやすく見せたいです。
そして、アートで社会の問題を解決して、もっとグローバルで元気な東京を作りたいです。
そのために、いろいろなジャンルのパフォーマンス、アートプロジェクト、人を育てるプログラムを行っています。
「東京芸術祭 2024」のテーマは『トランジット・ナウ~寄り道しよう、舞台の世界へ~(Transit NOW: Swing by the Stage)』です。
たくさんの人と会って、話しませんか?
みんなで話して、考えて、いろいろなアイディアを出しましょう。
私たちは、みんなが好きなときに、ちょっと遊びに来る場所を作っています。
「東京芸術祭 2024」について
いつ? 2024年9月15日(日)〜9月29日(日)
どこ? 東京芸術劇場、GLOBAL RING THEATRE〈池袋西口公園野外劇場〉
主催:東京芸術祭実行委員会〔公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)、東京都〕、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
委託:令和6年度日本博2.0事業(委託型)
協賛:アサヒグループジャパン株式会社
協力:豊島区、西武鉄道株式会社、東武鉄道株式会社
プログラム紹介
東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』
いつ?:2024年9月15日(日)〜9月29日(日)
どこ?:東京芸術劇場 プレイハウス
ことば:日本語 ※日本語と英語の字幕機があります。できるだけ早く借りに来てください。
いくら?:チケットを買ってください。いろいろな種類のチケットがあります。
木ノ下裕一が、昔の歌舞伎を新しいスタイルの劇にしました。
『三人吉三』は、2015年に「読売演劇大賞」のベスト5になりました。
今回は、タイトルを『三人吉三廓初買』にして、メンバーも新しくなりました。
これは3人の「吉三」の話です。
3人は泥棒で、恋の話もあります。
この話は河竹黙阿弥 (1816-1893)が作りました。
河竹黙阿弥 は日本のシェイクスピアと呼ばれています。
昔から今まで、ずっと人気のある歌舞伎です。
楽しんでください!
円盤に乗る派『仮想的な失調』
いつ?:2024年9月19日(木)〜9月22日(日)
どこ?:東京芸術劇場 シアターウエスト
ことば:日本語(毎日、英語の字幕があります。)
いくら?:チケットを買ってください。いろいろな種類のチケットがあります。
『仮想的な失調』は「円盤に乗る派」が作りました。
この作品は、2つの有名な話からできています。
1つは、狂言の「名取川」です。
主人公は自分の名前も忘れてしまいます。
もう1つは、能の「船弁慶」です。
有名な源義経の話です。
「円盤に乗る派」は、2022年にこの作品を初めて公演しました。
とても人気があります。
EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo
いつ?:2024年9月19日(木)〜9月29日(日)
どこ?:東京芸術劇場 アトリエイースト / 東京芸術劇場 ロワー広場
ことば:日本語
いくら?:0円(でも、予約してください)
EPAD(Eternal Performing Arts Archives and Digital Theatre)は、2,700以上の舞台芸術作品をデジタルにしています。
その中の作品を、「ミニシアター」「鑑賞ブース」で見ることができます。
古いものから新しいものまで、いろいろな作品を楽しんでください。
東京芸術祭ひろば トランジット キッチン
いつ?:2024年9月19日(木)~9月29日(日)11:30~19:30
※9月24日(火)・25(水)は休み
どこ?:東京芸術劇場 劇場前広場
ことば:日本語/英語/やさしい日本語
「東京芸術祭ひろば トランジット キッチン」は、東京芸術劇場の隣にある外のインフォメーションセンターです!
キッチンのアーティストが、芸術祭のいろいろなプログラムを体験してつくる食べ物、音楽、パフォーマンスを楽しめます。
見て、聞いて、食べて、触って、一緒に芸術祭を楽しみませんか?
そして、舞台の世界に行ってみませんか?
東京芸術祭ひろば
いつ?:2024年9月19日(木)〜9月29日(日)
どこ?:東京芸術劇場 ロワー広場
ことば:日本語/英語/やさしい日本語
いくら?:0円
「東京芸術祭ひろば」は舞台作品のインフォメーションスペースです。
作品のおもしろさがわかります。
舞台の写真、本、トークイベント、ワークショップを楽しめます。
舞台を見る前・舞台を見た後に、遊びに来ませんか?
ちょっと休むこともできますよ。
チェルフィッチュ× 藤倉大 with アンサンブル・ノマド
『リビングルームのメタモルフォーシス』
いつ?:2024年9月20日(金)〜9月29日(日)
どこ?:東京芸術劇場 シアターイースト
ことば:日本語(毎日、日本語と英語の字幕があります。)
いくら?:チケットを買ってください。いろいろな種類のチケットがあります。
『リビングルームのメタモルフォーシス』は 演劇と音楽をいっしょにやるパフォーマンスです。
2023年にオーストリアの芸術祭「ウィーン芸術週間(Wiener Festwochen)」で世界で初めてやりました。
9月20日からは、日本でも初めてやります。
「チェルフィッチュ」の6人の俳優と「アンサンブル・ノマド」の7人の音楽家が一緒にやります。
『リビングルームのメタモルフォーシス』は、ある家族の話です。
その家族は家を急に出ていかなくてはなりません。
しかし、見えない大きな力で、話は新しい世界へ進んでいきます。
演劇と音楽の新しいコラボレーションを楽しんでください!
託児型ワークショップ 『こどもあそびシアター』
いつ?:2024年9月20日(金)〜9月28日(土)
どこ?:東京芸術劇場 アトリエウエスト
ことば:日本語
いくら?:2時間=500円。(2時間以上もOK)
小さい子どもがいても、親は劇を楽しむことができます。
親が劇を見ている間、子どもをアトリエウエストに預けることができます。
親は劇を楽しみ、子どもはワークショップを楽しみましょう!
ワークショップの名前は「おはながみっしょん」(ミッションmission)です。
「おはながみ」を使って、遊びます。「おはながみ」は、おもしろい紙です。
アーティストの牛島光太郎さんと一緒に、手・体・心を使って、ミッションを楽しみましょう。
子どもはとても楽しくて、「かえりたくない!もっとここであそぶ!」と言うかもしれません。
東京芸術祭ファームスクール×有楽町アートアーバニズムYAU「ファーストライン」
いつ?:2024年8月〜9月
どこ?:YAU STUDIO / 東京芸術劇場ロワー広場など
ことば:日本語
いくら?:0円(でも、予約してください)
「ファーストライン」は、学生のためのプログラムです。
2022年に始まりました。
2024年は、「ファームスクール」と「有楽町アートアーバニズムYAU」が一緒に行います。
アートのプロフェッショナル(アーティスト、マネージャーなど)の話を聞くことができます。
また、アートを作っている場所や作品を見たり、演劇を見た後、アーティストと話をしたりします。
たくさんのプロの考えを知ることができます。
当日参加できる公開プログラムもあります。
公開プログラムに参加する前に、申し込みをしてください。
コンドルズ・野外パフォーマンス 『Let’s Turn The Table』
いつ?:2024年9月21日(土)・9月22日(日)
どこ?:GLOBAL RING THEATRE〈池袋西口公園野外劇場〉
ことば:日本語
いくら?:0円
「コンドルズ」は、コンテンポラリー・ダンスのグループです。
「コンドルズ」は、池袋をはじめ世界中でいろいろなダンスのパフォーマンスをしています。
今回は、GLOBAL RING THEATREでパフォーマンスをします。
GLOBAL RING THEATREには、テーブル、いす、キッチンカーがあります。
パフォーマンスをゆっくり楽しんでください。
かぞくアートクラブ
いつ?:2024年9月23日(月)、9月29日(日)
どこ?:東京芸術劇場 アトリエウエスト
ことば:日本語
いくら?:1家族・2時間:500円
家族みんなでアートを体験しませんか?
家族で一緒にアートを学びます。
先生は、プロのアーティストです。
親も子どもも、同じチームの友だちです。
家族が一緒に、体や手を動かしたり、話したりします。
家族みんなで、笑って、学んで、新しい発見をしましょう!
【スケジュール】
9月23日(月)
第1回 10:00~12:00(※10分前から入れます)
〇先生:スズキ拓朗さん
〇科目:芸術
〇タイトル:「あそぶ演劇ワークショップ」
★言葉と体を使って、遊びます。
簡単な言葉と簡単な動きで劇やダンスを楽しみましょう!
第2回 14:00~16:00(※10分前から入れます)
先生:安田有吾さん
〇科目:書道
〇タイトル:「でっかく書こう!筆!紙!墨!」
★1人で書いたり、2人で書いたり、大きく書いたりして、家族で書道を楽しみましょう。
書道が初めての人も大丈夫!
9月29日(日)
第3回 10:00~12:00(※10分前から入れます)
〇先生:牛島光太郎さん
〇科目:美術
〇タイトル:「よくわからない」をかんがえる」
★紙を使って、「よくわからない」気持ち・「よくわからない」こと・「よくわからない」家族や友だち、「よくわからない」自分を作りましょう。
第4回 14:00~16:00(※10分前から入れます)
〇先生:YORIKOさん
〇科目:図工
〇タイトル:「おやこで合体!超工作を作ろう!」
★親も子どもも自分の作品を作って、最後に一つにしましょう。
東京芸術祭ファーム2024 ラボ 公開レクチャー
「創作の環境をアップデートするために。今こそ『構造』の話をしよう 〜信田さよ子氏を迎えて〜」
いつ?:2024年9月25日(水)18:00~21:00
どこ?:東京芸術劇場 ギャラリー2
ことば:日本語(英語の通訳があります)
いくら?:0円(予約してください)
これは、「東京芸術祭ファーム2024 ラボ」講演/レクチャーです。
講師は、カウンセラーの信田さよ子さんです。
信田さんは、家族のDVやハラスメントの問題を解決するために、いろいろなプログラムを行っています。
アートの世界にもハラスメントなどの問題があって、家族のDVやハラスメントと似ているところもあります。
信田さんの話を聞いて、みんなで一緒に考えてみませんか?
ネクスト・クリエイション・プログラム
中高生のためのクリエイティブCAMP 2024
ゲゲキャンDance Performance『キャンプ場で作るカレーはどこの家にもない味がする』
いつ?:2024年9月29日(日)
どこ?:東京芸術劇場 シアターウエスト
ことば:日本語
いくら?:チケットを買ってください。いろいろな種類のチケットがあります。
中学生・高校生(12~18歳)が、プロと一緒にダンス作品を作りました。
服も音楽も道具も、自分たちで作りました。
準備のために40日かかりました。キャンプについてのダンス作品です。
「東京芸術劇場」に見に来てください!
Asian Performing Arts Camp 最終プレゼンテーション
いつ?:2024年9月28日(土)15:00~19:00
どこ?:東京芸術劇場 ギャラリー2
ことば:日本語(英語の通訳があります)
いくら?:0円(予約してください)
「Asian Performing Arts Camp」には、アジアのいろいろな国の人たちが参加しました。
レクチャー、ワークショップ、ディスカッション、リサーチ、フィールドワークをしながら、舞台芸術について一緒に考えました。
今回は、みんなが考えたことをプレゼンテーションします。
そして、お客さんとも話をします。
東京芸術祭ファーム 2024 ラボ シンポジウム『どうすれば私たちは違ったまま一緒にいられるのか?』
★予約は終わりました。
でも、あとで、ビデオを見ることができます。
(ここに、アーカイブのリンクURLを貼る予定。)
ことば :日本語・英語(通訳があります)ゲスト:マーティン・デネワル、リバー・リン、岡田利規、ファリッド・ラクン(ルアンルパ)
司会:田村かのこ
どうすれば、世界のいろいろな人が一緒に生きることができるでしょうか?
「東京芸術祭 ファーム ラボ」は、アーティストを育 てたり、アジアのアーティストと一緒に活動してきました。
これからも、ずっと、一緒に活動するために、何が大事でしょうか?
世界のいろいろな所からゲストが来て、一緒に話し合って、一緒に考えます。
2025年「東京芸術祭」の新しいアーティスティック・ディレクター(Artistic Director)の岡田利規さんも話します。
アクセス
◎東京芸術劇場
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
https://www.geigeki.jp/access/index.html
TEL: 03-5391-2111
「池袋駅」で降りてください。
(JR、東京メトロ、東武東上線、西武池袋線西口)
「池袋駅」の西口から、歩いて2分です。「2b」出口から出てください。
◎GLOBAL RING THEATRE〈池袋西口公園野外劇場〉
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-26
Google Map
TEL: 03-6912-5211
「池袋駅」で降りてください。
(JR、東武東上線、西武池袋線、東京メトロの副都心線/丸ノ内線/有楽町線)
「2a」の出口から歩いて1分です。
質問
※わからないことがあったら、メールか電話で質問してください。
メール:support@tokyo-festival.jp
電話 :050-1746-0996
電話できる時間:10:00~17:00