芸劇オータムセレクション

チェルフィッチュ×藤倉大 with アンサンブル・ノマド
『リビングルームのメタモルフォーシス』

  • パフォーマンス
  • 演劇
  • ヒアリングループ対応
  • 日本語オープン字幕
  • 筆談ボード対応
  • 英語オープン字幕
  • 託児サービス
  • 車イス対応
  • 音声ガイド(日時限定・要予約)
宣伝美術:岡﨑真理子(REFLECTA, Inc.)

※入場整理番号順でのご入場になります。
※未就学児はご入場いただけません。
※65歳以上、29歳以下、高校生以下割引チケットは東京芸術劇場ボックスオフィスにて前売りのみ取扱い(枚数限定・要証明書)。
※一般料金のチケットで年齢割引の対象者様が入場されても差額の返金はできません。また、年齢割引のチケットで一般の方がご入場される際は、公演当日に受付で差額のお支払をお願いいたします。
※車いすでご鑑賞、障害者割引(要証明書)を希望のお客様は、購入前に東京芸術劇場ボックスオフィスへお問合せください。
※全日程でヒアリングループ(磁気ループ)が客席の一部で作動します。詳細は、東京芸術劇場ボックスオフィス、または東京芸術劇場 web サイト(鑑賞のサポートhttps://geigeki.jp/access/support.html)にてご確認ください。
※やむを得ぬ事情により、記載内容・公演情報などに変更が生じる場合がございます。
※営利目的の転売は固くお断りいたします。
※公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更は承れません。
※ご来場前に必ず当webサイト内の注意事項と本公演の最新情報をご確認ください。

アクセシビリティの詳細はこちらからご確認ください。

【完売御礼】3演目セット券は予定枚数終了につき、販売終了しました。詳細はこちら

公演終了

作・演出:岡田利規
作曲:藤倉 大
出演:青柳いづみ、朝倉千恵子、川﨑麻里子、椎橋綾那、矢澤 誠、渡邊まな実
演奏:アンサンブル・ノマド

岡田利規と藤倉大の初コラボレーションによる“音楽劇”

ウィーン芸術週間(Wiener Festwochen)からの委嘱により昨年5月に世界初演を迎えた本作が、ついに日本初演!日本初演となる東京公演では、東京芸術劇場「ボンクリ・フェス」の常連で藤倉からの信頼も厚いアンサンブル・ノマドが出演する。
俳優と演奏家が舞台空間を共有し、演劇と音楽のパフォーマンスを舞台上に並置することにより、双方が溶け合った先にあるフィクショナルな空間を生み出すことを目指した作品。

賃貸契約の一方的な破棄により、住む家をいきなり追い出されそうになる家族の物語。しかし人智の及ばない強大な力が見え隠れし始め、その問題自体が舞台上から消え去り———人間の世界を圧倒する存在が上演を支配し、まったく新しい世界が舞台上に立ち現れる。

俳優たちはナラティブとは別の基準によって作られた振付を遂行し、次第に変態していく。音楽家もまた、楽譜に書き込まれた多彩な技法を用いて音楽を変容させる。6名の俳優の発する言葉と7名からなるアンサンブルの演奏とが響き合い、物語と音が溶け合っていくとき、計13のサウンドが互いに影響し合いながら、どのような変化を生むのか。
新たなコラボレーションによる“音楽劇”に、乞うご期待!

アフタートークのご案内

アフタートーク日時:9月22日 (日・祝)
登壇者(予定):岡田利規×川内倫子(写真家)
対象:上演回のチケットをお持ちの方
*アフタートーク単体でのご予約は承っておりません。あらかじめご了承ください。
参加費:無料
川内倫子(写真家)
1972年、滋賀県生まれ。2002年に『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2023年にソニーワールドフォトグラフィーアワードのOutstanding Contribution to Photography(特別功労賞)を受賞など。国内外で数多くの展覧会を行う。主な著作に『Illuminance』(2011年)、『あめつち』(2013年)、『Halo』(2017年)など。近刊に写真集『やまなみ』『いまここ』(谷川俊太郎との共著)がある。2022〜2023年に東京オペラシティ アートギャラリーでと滋賀県立美術館で個展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」を開催した。

プロフィール

チェルフィッチュ

岡田利規が全作品の脚本と演出を務める演劇カンパニーとして1997年に設立。2007年クンステン・フェスティバル・デザール(ブリュッセル、ベルギー)にて『三月の5日間』を上演、初めての国外進出を果たす。以降、アジア、欧州、北米、南米あわせて90都市以上で作品を上演し続けている。フェスティバル・ドートンヌ・パリ(フランス)、ウィーン芸術週間(オーストリア)など世界有数のフェスティバル・劇場の委嘱および国際共同製作による創作も多数。
近年は、スクリーンに投影された映像が人の感覚に引き起こす作用によって展示空間を上演空間へと変容させる試み〈映像演劇〉を舞台映像作家・山田晋平氏とともに始動、2018年に演劇公演/展覧会『渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの〈映像演劇〉』(熊本市現代美術館)を発表。
2021年からは、「ノン・ネイティブ日本語話者との演劇プロジェクト」を始動し、日本語を母語としない俳優を対象としたワークショップを実施、2023年に演劇作品『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』を発表。

チェルフィッチュwebサイト

岡田 利規
©宇壽山貴久子

岡田 利規

演劇作家・小説家・チェルフィッチュ主宰。その手法における言葉と身体の独特な関係が注目され、2005年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞、同年7月『クーラー』で「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005ー次代を担う振付家の発掘ー」最終選考会に出場。2013年に演劇論集『遡行 変形していくための演劇論』(河出書房新社)を刊行。
2016年からはドイツの公立劇場レパートリー作品の作・演出も継続的に務める。2020年『掃除機』(ミュンヘン・カンマーシュピーレ)および2022年『ドーナ(ッ)ツ』(ハンブルク、タリア劇場)でベルリン演劇祭(ドイツ語圏演劇の年間における“注目すべき10作”)に選出。
タイの現代小説をタイの俳優たちと舞台化した『プラータナー:憑依のポートレート』で第27回読売演劇大賞・選考委員特別賞を受賞。能のナラティヴの構造を用いた『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』(KAAT神奈川芸術劇場)で第72回読売文学賞・戯曲・シナリオ賞及び第25回鶴屋南北賞受賞。2021年には『夕鶴』(全国共同制作オペラ)で歌劇の演出を手がけた。
小説家としては、2007年に『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(新潮社)を刊行。第2回大江健三郎賞受賞。2022年に『ブロッコリーレボリューション』(新潮社)で第35回三島由紀夫賞および第64回熊日文学賞を受賞。

藤倉 大
©Alf Solbakken

藤倉 大

大阪府生まれ。15歳で単身渡英しJ.ベンジャミンらに師事。これまでに数々の作曲賞を受賞、国際的な委嘱を手掛ける。オペラの国際評価も高く、2015年にシャンゼリゼ劇場、ローザンヌ歌劇場、リール歌劇場の共同委嘱による《ソラリス》を世界初演。20年に自身3作目のオペラ《アルマゲドンの夢》が新国立劇場で世界初演された。17年から東京芸術劇場で開催の「ボンクリ・フェス」アーティスティック・ディレクターを務める。23年に4度目となる尾高賞を受賞。近年の活動はリモート演奏のための作品発表や、テレビ番組の作曲依頼等多岐に渡る。録音はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルやMinabel Recordsから、楽譜はリコルディ・ベルリンから出版。

アンサンブル・ノマド
©Maki Takagi

アンサンブル・ノマド

1997年、ギタリスト佐藤紀雄の呼びかけによって結成。「NOMAD(遊牧、漂流)」の名にふさわしく時代やジャンルを超えた幅広いレパートリーを自在に採り上げ、斬新なアイデアやテーマによるプログラムによって独自の世界を表現するアンサンブルとして内外から注目されている。これまでにサントリー音楽財団「第2回佐治敬三賞」、及び「第3回ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞」を受賞。2000年オランダの「ガウデアムス音楽週間」を皮切りに南米やヨーロッパ、韓国や中国など世界各地の現代音楽祭に招かれている。また、近年ではアウトリーチ活動にも積極的に取り組み、各所で訪問コンサートやワークショップを行なっている。
これまで近藤譲や藤倉大、E.バスケスなどの作品集やオリジナル・アルバム「めぐる-Meguru」など20枚のCDをリリース。2015年発売の「現代中国の作曲家たち」シリーズは、レコード芸術誌の特選盤や朝日新聞の「for your collection」推薦盤に選ばれている。

アンサンブル・ノマド

上演スケジュール

9月20日(金)19:00
9月21日(土)14:00
9月22日(日・祝)14:00
9月23日(月・休)14:00
9月24日(火)休演日
9月25日(水)19:00
9月26日(木)14:00◎
9月27日(金)19:00
9月28日(土)13:00/19:00
9月29日(日)14:00

◎:見えない・見えづらいお客様のための「音声ガイド」を実施(要予約・日本語のみ)
日本語・英語オープン字幕(全公演で舞台上に字幕が表示されます)

※下記日程終演後アフタートークあり(ご参加は当日チケットをお持ちの方に限ります)
9月22日 (日・祝) 岡田利規×川内倫子(写真家)

上演時間:約80分

受付開始は開演の60分前
開場は開演の30分前

アクセシビリティ

詳細は、鑑賞サポートをご覧ください。

  • 見えない・見えづらいお客様のための音声ガイド(日時限定・要予約・日本語のみ)詳細は、こちら
  • 日本語・英語オープン字幕(全日程)
  • 全日程で定価より障害者10%割引(他割引との併用不可)、車椅子スペース、ヒアリングループ(磁気ループ)作動
  • 筆談ボード対応あり
  • 託児サービス(劇場内の一時託児をご利用いただけます。有料・定員制)
    ご予約受付・お問合せ:株式会社ミラクス ミラクスシッター0120-415-306 (平日9:00~17:00)
    希望日1週間前迄に要申込/生後3ヶ月~小学校入学前までのお子様対象
    詳細は、こちら
  • 託児型ワークショップ :東京芸術祭 2024『こどもあそびシアター』
    (4歳―小学生までのお子様対象/有料・定員制/こどものアート体験支援型託児)
    9月20日(金)〜28日(土)※各公演時間に合わせて実施予定

ご来館されるみなさまへ

  • 発熱や体調不良時には来館や来場をお控えください。
  • マスク着用は個人の判断となります。混雑時等、必要に応じて着用してください。
  • 咳エチケットや手洗いの励行を推奨しております。

キャスト・スタッフ

作・演出:岡田利規
作曲:藤倉大
出演:青柳いづみ、朝倉千恵子、川﨑麻里子、椎橋綾那、矢澤誠、渡邊まな実
演奏:アンサンブル・ノマド

音響:白石安紀
音響スーパーバイザー:石丸耕一(東京芸術劇場)
照明:髙田政義(RYU)
衣裳:藤谷香子(FAIFAI)
美術:dot architects
ドラマトゥルク:横堀応彦
技術監督:守山真利恵
舞台監督:湯山千景
テクニカルアドバイザー:川上大二郎(スケラボ)

英語翻訳:アヤ・オガワ
宣伝美術:岡﨑真理子(REFLECTA, Inc.)

プロデューサー:水野恵美(precog) 、黄木多美子(precog)
プロダクションマネージャー:武田侑子
アシスタントプロダクションマネージャー:遠藤七海

世界初演:
クラングフォルム・ウィーン[演奏]、大村わたる[出演]、山口真樹子[クリエイティブ・アドバイザー]、アンドレアス・レーゲルスベルガー[ドイツ語翻訳]、堀朝美[ツアーマネージャー]、平野みなの[アシスタントプロダクションマネージャー]

クリエーションワークショップ:
アンサンブル・ノマド[演奏]、辻本達也[カヴァー]、永見竜生[Nagie][サウンドデザイン]

委嘱:Wiener Festwochen
製作:Wiener Festwochen、一般社団法人チェルフィッチュ
共同製作:KunstFestSpiele Herrenhausen、Holland Festival、愛知県芸術劇場、独立行政法人国際交流基金
企画制作:株式会社precog
協力:KAJIMOTO、ナカゴー、急な坂スタジオ、山吹ファクトリー、公益財団法人セゾン文化財団、d&b audiotechnik GmbH & Co. KG.

主催:東京芸術祭実⾏委員会[公益財団法⼈東京都歴史⽂化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)、東京都]
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業))|独立行政法人日本芸術文化振興会
協賛:アサヒグループジャパン株式会社

お問い合わせ

東京芸術劇場ボックスオフィス
TEL: 0570-010-296 (休館日を除く10:00-19:00)