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東京芸術祭2019 閉幕に寄せて

9月21日にIKEBUKURO薪能『能楽QUEST』で幕を開けた東京芸術祭は、約2カ月にわたり、総計26の事業・演目とそれに関連するイベントを行いました。その内容は、古典芸能に根ざすものから、ダンス、現代演劇、アートプロジェクト、映像まで実に多岐にわたります。また、そのプログラムには、異なる地域で生まれた6つの作品が賞を競い合った「ワールドコンペティション」などの<世界のいまを反映した演劇公演>、『移動祝祭商店街』や『Bridges to Babylon』のような<足元にある地域や人々に着目したプロジェクト>、「APAF(アジア舞台芸術人材育成部門)」を始めとする<アジア関連の企画>など、(重なりながらも)異なる焦点距離を持つ作品群=スケールが含まれていました。東京からアジア、世界へ、あるいは世界からアジア、東京へ。この芸術祭を通して多様な価値観に出会うことはもちろん、そうした作品を生み出す世界へのまなざし自体が、日常とは異なる遠近を持って感じられた瞬間があったなら幸いです。

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