ファーストライン 参加者募集中!(7月21日(日) 23:59〆切)

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東京芸術祭ファームスクール×有楽町アートアーバニズムYAU「ファーストライン」では参加者を募集いたします。(7月21日(日) 23:59締切)

「ファーストライン」は、舞台芸術の現場でアーティスト・アートマネージャー・同世代と出会い、交流するユース向け連続プログラムです。
2024年度は、池袋エリアを中心とした都市型総合芸術祭「東京芸術祭2024」内の教育普及の取り組み「ファームスクール」と、まちがアートとともにイノベーティブな原動力を生み出すためのパイロットプログラム「有楽町アートアーバニズムYAU」が連携し、開催します。

プログラムでは、多様なアーティスト、アートマネージャーとの対話や、創作現場や作品を見る機会を通じて、東京芸術祭やYAUに集まる様々なプロフェッショナルの考えに触れる機会を提供します。10〜20代というかけがえのない時期に、同世代の参加メンバーと共にプログラムを経験することにより、その人ならではのファーストキャリアを歩み出すきっかけを作ります。

募集対象

パフォーミング・アーツやアートマネジメントに興味のある概ね18歳~30歳までの方(学生可)

プログラム内容

① アートマネージャー等、芸術に携わるプロフェッショナルによるレクチャー
② Y-base レジデント・アーティスト(*1) の稽古場見学&交流(1団体程度)
③ 東京芸術祭 2024 プログラム(*2) の稽古場見学&交流(2団体程度)
④ 東京芸術祭 2024 上演プログラムの鑑賞(4作品程度 ※チケットは東京芸術祭が提供します)
⑤ 東京芸術祭 2024 上演プログラム鑑賞後に参加アーティストと対話する「スクールトークサロン」(*3) への参加(2回程度 ※公開プログラム)
⑥ 稽古場レポートの執筆

その他、東京芸術祭 2024 や、YAU SALON(*4) 等のYAU関連プログラムへの参加、プログラム参加者同士の交流、各々のアートマネジメントと関わる未来を考えるワーク等を予定しています。


*1) 2024年7月〜2025年1月まで、YAU内の稽古場スペース「Y-base」を利用するアーティスト・団体
*2) 東京芸術祭 2024 プログラム参加団体の詳細は東京芸術祭WEBサイトにて
*3) 過去のプログラムの様子は東京芸術祭ファームスクール note にて
*4) ゲストを招き、都市とアートにまつわるテーマで意見を交わすYAUのトークシリーズ

※原則、会場での実施となります。

レクチャー講師

・荒井洋文  一般社団法人シアター&アーツうえだ代表理事/犀の角代表/舞台芸術プロデューサー
・小倉由佳子  ロームシアター京都 プログラム・ディレクター
・田村かのこ  アートトランスレーター
・深井厚志  編集者
・山﨑健太  批評家、ドラマトゥルク

活動期間

2024年8月上旬~9月下旬(予定)

レクチャー予定日:8/1(木)、8/9(金)、8/16(金)、8/23(金)、8/26(月)、8/29(木)、9/16(月・祝)、9/30(月)

※上記日程は変更の可能性があります。
※稽古場見学およびスクールトークサロン等の日程は参加決定後にお知らせします。

プログラム実施頻度

週1〜2回程度

参加料

無料
※会場等までの交通費は自己負担となります。

採択人数

最大15名程度

主な会場

・YAU STUDIO
〒100-0005 東京都千代田区丸の内三丁目1番1号 国際ビル7階

・東京芸術劇場
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1

応募方法

下記フォームより必要事項を記入の上、ご応募ください。
※応募に際して取得した個人情報は、本活動の目的以外には使用いたしません。

応募締切

2024年7月21日(日) 23:59

選考結果のご連絡

応募者多数の場合、ご入力いただいた情報を元に、事務局にて選考を行います。
2024年7月24日(水)までに、ご応募いただいた方全員に対しご連絡します。

お問合せ

一般社団法人ベンチ firstline.liner@gmail.com

レクチャー講師プロフィール

撮影:直井保彦

荒井洋文(一般社団法人シアター&アーツうえだ代表理事/犀の角代表/舞台芸術プロデューサー)

上田市出身。静岡県舞台芸術センター制作部に所属後、上田市で文化事業集団「シアター&アーツうえだ」を発足。演劇を軸とした文化芸術活動のプロデュースを行っている。2016年、上田市中心商店街の空き店舗をリノベーションし、演劇やライブ等で使用できるイベントスペースとゲストハウスを備えた民間文化施設「犀の角」をオープン。様々な表現活動や地域住民・アーティストの交流の場として運営している。近年はアーティスト・イン・レジデンスに重点を置いた事業や劇場の役割の捉え直した居場所作りなどの事業を展開。上田市交流文化芸術センター運営協議会委員。令和5年度(第74回)芸術選奨芸術振興部門において文部科学大臣賞受賞。

撮影:山地憲太

小倉由佳子(ロームシアター京都 プログラム・ディレクター)

ロームシアター京都 プログラム・ディレクター。神戸女学院大学文学部卒業。アイホール(伊丹市立演劇ホール)ダンス担当者として勤務、フリーランスの舞台制作者を経て、2008年~2013年、アイホールディレクターとして、同劇場の主にダンスプログラムの公演、ワークショップを企画制作。2010年~2015年、KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)制作スタッフ。2011年〜2013年、TPAMディレクションディレクター。2015年度文化庁新進芸術家海外研修制度によりロンドン滞在。舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事。東京大学大学院人文社会系研究科 文化資源学研究専攻 文化経営学専門分野修了。2016年4月より現劇場勤務、2021年4月より現職。

Photo_ Flavio Karrer

田村かのこ(アートトランスレーター)

Art Translators Collective代表。日英の通訳・翻訳、コミュニケーションデザインなど幅広く活動。人と文化と言葉の間に立つ媒介者の視点で翻訳の可能性を探りながら、それぞれの場と内容に応じたクリエイティブな対話のあり方を提案している。非常勤講師を務める東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻では、アーティストのための英語とコミュニケーションの授業を担当。また札幌国際芸術祭2020では、コミュニケーションデザインディレクターとして、展覧会と観客をつなぐメディエーションを実践した。NPO法人芸術公社所属。https://art-translators.com/

深井厚志(編集者)

1985年生まれ、大阪出身。イギリスの大学で美術史を学び、帰国後は美術系出版社に勤務。美術編集者としての経験をベースに、アーティストや芸術系団体、企業や自治体への戦略コンサルティングを通して、アートと社会をつなぐ活動を行う。

撮影:山端拓哉

山﨑健太(批評家/ドラマトゥルク)

1983年生まれ。批評家、ドラマトゥルク。演劇批評誌『紙背』編集長。WEBマガジンartscapeでショートレビューを連載。他に「現代日本演劇のSF的諸相」(『S-Fマガジン』(早川書房)、2014年2月~2017年2月)など。2019年からは演出家・俳優の橋本清とともにy/nとして舞台作品を発表。主な作品に『カミングアウトレッスン』(2020)、東京芸術祭ファーム2022 Farm-Lab Exhibitionでの国際共同制作によるパフォーマンス試作発表『Education (in your language)』(2022)、『フロム高円寺、愛知、ブラジル』(2023)など。