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Farm-Lab Exhibition パフォーマンス試作発表『Education (in your language)』

コモングラウンドを仮設する

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2021年度 城崎国際アートセンター アーティスト・イン・レジデ ンス プログラム y/n『カミングアウトレッスン』試演会 城崎国際アートセンター(2021) 撮影:bozzo

・託児施設(詳細は東京芸術劇場託児サービス情報をご覧ください
https://www.geigeki.jp/access/support.html

ディレクター:y/n(橋本清+山﨑健太)
パフォーマー:
ディア・ハキム・K. ー シンガポール(シンガポール)
クリスティ・レイ ー 台北(台湾)
シグロ ー マニラ(フィリピン)
橋本清(y/n) ー 東京(日本)

コモングラウンドを仮設する。

「教育」をテーマに新作パフォーマンスをつくります。y/nがこれまでにつくってきた作品はすべてレクチャー・パフォーマンスと呼ばれる形式で上演され、公演後には毎回、y/nと観客との間でQ&Aの時間も設けてきました。「レクチャー(パフォーマンス)」や「Q&A」という形式はもちろん「教育」と強い結びつきを持っていて、その意味ではy/nはずっと「教育」について考えてきたとも言えるかもしれません。しかしここでの「レクチャー(パフォーマンス)」や「Q&A」は一方的な「正解」の伝達を意味せず、観客とのやりとりを通じて作品もy/nも変化してきました。教育には情報伝達の側面がありますが、単に情報を伝達するだけでは縮小再生産に陥ってしまうはずです。そうならないのであれば、そこでは何が起きているのか。優れたパフォーマンスもまた、情報伝達(たとえば「反戦」や「反差別」といったメッセージを伝える)以上の何かを上演の場において生じさせるものです。教育について考えることとパフォーマンスについて考えることは(少なくともy/nにとっては)ダイレクトにつながっています。今回の新作では形式をレクチャー・パフォーマンスに限定するつもりはありませんが、観客とどのように、どのような関係を結べるのかということについては引き続き、出演者の方と一緒に考えたいと思っています。
今回の創作ではy/nが構成・演出を担当しますが(橋本は出演もする予定)、作品の素材やアイディアは出演者とy/nとの話し合いのなかから見つけていくつもりです。それぞれが体験してきた「教育」、それを支える社会的な制度や習慣、それらについて考えてきたこと。異なる文化的背景を持つ私たちが話し合うことで「教育」についての新しい視点が得られることを期待しています。クリエイションの過程と作品の上演を通して、y/nと出演者が、アーティストと観客が、互いに影響を与え、変化していくことのできる場をつくり出せますよう!
y/n(橋本清+山﨑健太)

ディレクター

y/n(橋本清+山﨑健太)

2019年結成。演出家・俳優の橋本清と批評家・ドラマトゥルクの山﨑健太によるユニット。リサーチとドキュメンタリー的手法に基づいて私的な領域の事柄を社会構造のなかで思考するパフォーマンス作品を発表している。ユニット名はyes/noクエスチョンに由来し、二項対立や矛盾、答えに達する以前の状態を意味する。これまでの作品に男性同性愛者のカミングアウトを扱った『カミングアウトレッスン』(2020)、セックスワーカーと俳優の仕事を扱った『セックス/ワーク/アート』(2021)、日本における手品の歴史を扱った『あなたのように騙されない』(2021)がある。

橋本清(はしもと・きよし)

東京(日本)
1988年生まれ。演出家/俳優。日本大学芸術学部演劇学科演出コース卒業。2007年、ブルーノプロデュースを立ち上げ。2012〜15年、坂あがりスカラシップ対象者。近年の演出作品に青年団リンク キュイ『景観の邪魔』(2019)、青年団若手自主企画 櫻内企画『マッチ売りの少女』(2020)。出演作に小田尚稔の演劇『是でいいのだ』(2016〜22)、生西康典『棒ダチ 私だけが長生きするように』(Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13「TOKYO REAL UNDERGROUND」川口隆夫ディレクション企画「舞踏 ある視点」)(2021)、お布団CCS/SC『夜を治める者《ナイトドミナント》』(2022)。

山﨑健太(やまざき・けんた)

東京(日本)
1983年生まれ。批評家/ドラマトゥルク。演劇批評誌『紙背』編集長。主な批評に「現代日本演劇のSF的諸相」(『SFマガジン』連載、2014年2月〜2017年2月)、「『かっこいい』だけではない三島へ——近年の上演から」(『文學界』2020年12月号)など。2017年度、国際交流基金アジアセンターの人材育成プログラム「Next Generation: Producing Performing Arts 次世代舞台芸術制作者等育成事業」に参加。WEBマガジンartscapeで舞台芸術を中心としたレビューを連載中。

Farm-Lab Exhibitionについて

一人ではたどり着けない場所へ

東京芸術祭ファームのプログラムのひとつ「Farm-Lab Exhibition」は、アジアを拠点に活動する若手アーティストが、文化、国籍やバックグラウンドがさまざまに異なるメンバーとクリエーションを行い、東京芸術祭やアジア各地での上演を目指したワークインプログレスを発表する創作トライアルプログラムです。今年はマニラ(フィリピン)を拠点に活動するセリーナ・マギリュー(東京芸術祭ファーム2021 Asian Performing Arts Camp 参加者)と、日本を拠点に活動するy/n(演出家・俳優の橋本清と批評家・ドラマトゥルクの山﨑健太によるユニット)がそれぞれ演出を担当する2チームによる創作を行います。また、メンターとして、ダンスドラマトゥルクとして国内外で活躍する中島那奈子と、東京芸術祭ファーム共同ディレクターを務めるドラマトゥルクの長島確が創作をサポートします。8月上旬よりオンラインクリエーション、9月下旬から東京で約10日間の滞在制作、10月上旬に東京芸術劇場アトリエイースト、アトリエウエスト(予定)にてパフォーマンス試作発表を一般公開し、観客からのフィードバックを受け、作品やアーティスト自身のステップアップを目指します。

上演スケジュール

10月7日(金)〜10月9日(日) 時間未定
毎回終演後に観客の皆さまとアーティストとのフィードバックセッションを行います。
アーティストはフィードバックを受けて作品のブラッシュアップをしていきます。

アクセシビリティ

・託児施設(詳細は東京芸術劇場託児サービス情報をご覧ください。)
https://www.geigeki.jp/access/support.html

言語

日本語/英語(予定)

チケット情報

無料(要予約)

ご来場にあたっての注意事項

新型コロナウィルス感染拡大防止の対策を講じたうえで、本公演を開催いたします。
ご来場の際は必ず東京芸術祭WEBサイト内の下記ページをご覧ください。

▶東京芸術祭コロナ対策ページ

・マスクの常時着用をお願いいたします。
・37.5度以上の発熱がある方や体調不良が認められる方等は当日ご入場をお断りする可能性がございます。予めご了承ください。

会場

東京芸術劇場 アトリエイースト・アトリエウエスト(予定)

スタッフ

東京芸術祭ファームディレクター:多田淳之介
東京芸術祭ファーム共同ディレクター:長島確

Farm-Lab Exhibition パフォーマンス試作発表『Education (in your language)』
ディレクター:y/n(橋本清+山﨑健太)
演出助手:浜辺ふう

Farm-Lab Exhibition
メンター:中島那奈子、長島確
照明:中山奈美
音響:和田匡史
舞台監督:佐藤幸美(ステージワークURAK)
舞台監督助手:森田千尋(ステージワークURAK)
アートトランスレーター(日英通訳・翻訳):田村かのこ、水野響、春川ゆうき、森本優芽
制作:古川真央、大川智史

Farm-Labオフィス(合同会社syuz’gen)
ファームチーフマネージャー:植松侑子
制作統括:谷陽歩
制作:前原拓也、古川真央、寺田凜、江口正登、大川智史、宮原叶、水戸亜祐美
広報:ユカワユウコ
バックオフィス:河村美帆香、染谷日向子

コミュニケーションデザインチーム(Art Translators Collective)
チーフ:田村かのこ
メンバー:山田カイル、水野響、春川ゆうき、森本優芽、植田悠

東京芸術祭実行委員会事務局
東京芸術祭ファーム事務担当:室内直美

主催クレジット

主催:東京芸術祭実行委員会〔豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、公益財団法人東京都歴史文化財団
  (東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)、東京都〕
助成:令和4年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業
協賛:アサヒグループジャパン株式会社

お問い合わせ

Farm-Lab オフィス
03-4213-4293(平日10時~19時)
farm@tokyo-festival.jp

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