東京芸術祭ファーム2023Asian Performing Arts Camp実施の様子

東京芸術祭ファームとは

東京芸術祭ファームは、東京芸術祭の人材育成と教育普及の枠組みです。アジアの若いアーティストの交流と成長のためのプラットフォームであったAPAF(Asian Performing Arts Farm)に、フェスティバル/トーキョー(F/T)の研究開発・教育普及事業が合流し2021年にスタートしました。
今年の東京芸術祭ファームは、研究開発を通じた人材育成のための「ラボ」と、教育普及のための「スクール」の2つのカテゴリーで様々なプログラムを実施します。「ラボ」では、他者と協働しながら地域や分野を超えた“トランスフィールド”を開拓し、今後ますます流動的になる様々なボーダーを自由に行き来して活躍する人材の育成を目指します。「スクール」では、大学生を中心とした若い観客を対象に、レクチャーの受講やトークイベントへの参加など、舞台観劇を通して、考え、交流する機会を提供します。

東京芸術祭ファーム ラボ ガイドライン

東京芸術祭ファーム ラボは、他者へのリスペクトを前提とし、様々な人が創造的な力を安心して発揮できるよう、このガイドラインに則って運営されます。

東京芸術祭ファーム2024 ラボ

※応募資格等の詳細は、必ず募集要項をご確認ください

Asian Performing Arts Camp

アジア各地で活動する舞台芸術の人材が、それぞれのテーマや問題意識を出発点に、レクチャーやワークショップ、文化や国籍を超えたディスカッション、リサーチやフィールドワークを通して共に思考を深め、今後の自身の活動やフィールドを耕すためのアートキャンプ。
プログラムの最後には一般公開のプレゼンテーションを行い、参加者が期間中に得たものをシェアし、観客とも意見を交わすことで、アーティスト自身のステップアップを目指します。

募集内容:アジアを拠点に活動する35歳以下、もしくは、36歳以上で芸術活動に関わって8年以内のアーティスト等(使用言語:英語)
応募〆切:2024年6月10日(月) 16:00(日本標準時)
募集要項(PDF)※ 応募フォーム
※よくある質問に追記しました(2024年6月6日)

Asian Performing Arts Camp 募集説明会動画アーカイブ(使用言語:日本語・英語)

制作アシスタント

今後、国際的なフィールドで活動していきたいと考えている日本国内の舞台制作者が、現場での制作補助業務を通して、国際的なプロジェクトのマネジメント経験を積むプログラム(有償)。
参加者は、「Asian Performing Arts Camp」の制作チームに加わり、制作補助業務を行います。業務を通して、国際的なプロジェクトの現場経験が積めるだけでなく、東京芸術祭ファーム ラボが取り組んでいる、多様な参加者が集まるクリエーション現場における安全な創造環境整備についても学ぶことができます。

募集内容:日本国内を拠点に活動する18~35歳、もしくは、36歳以上で舞台芸術の制作・制作補佐等に関わって8年以内の方(使用言語:日本語)
応募〆切:2024年6月10日(月) 16:00(日本標準時)
募集要項(PDF) 応募フォーム

ファーム編集室 アシスタントライター

舞台芸術をつくり、届けるプロセスに「書く」を通じて参加する、実践的プログラム。「Asian Performing Arts Camp」のプログラムに立ち合い、帯同で得た記録や取材、インタビューなどをもとに、アーカイブブックに掲載する各種記事の執筆を担当します。

募集内容:舞台芸術の現場に並走しながら、そこでのアーティストたちの実践を記述することによって、社会の中に位置付けることに関心のある、原則35歳以下の方(18歳以上)(使用言語:日本語)
応募〆切:2024年6月10日(月) 16:00(日本標準時)
募集要項(PDF) 応募フォーム 

ファーム ラボ ビジター

「ファーム ラボ ビジター」は、東京芸術祭ファーム ラボのプロセスを一部見学できるプログラムです。
このプログラムに登録した方は、アジア各地から参加者が集まる東京芸術祭ファーム ラボのビジターとして、活動の一部を見学することができます。 (近日、募集開始予定)

コミュニケーションデザインについて

東京芸術祭ファームでは、国や文化等の異なるメンバーが集まる国際協働の現場において、その出自や立場に関わらず参加者全員が安心して創作に挑める環境を整えるため、企画の段階からコミュニケーションデザインチームがプログラム設計に関わっています。

2024年度コミュニケーションデザインチーム
Art Translators Collective
チーフ:山田カイル、春川ゆうき
メンバー:田村かのこ、森本優芽、水野響

取り組みの一部

東京芸術祭ファーム ラボ ガイドラインの導入、整備

差別やハラスメントなどの人権侵害の発生を防止するためのガイドラインを制定し、東京芸術祭ファーム ラボに関わるすべての人にその遵守をお願いしています。また、ガイドラインの内容は毎年見直し、より良いガイドラインの制定に努めています。

希望するジェンダー代名詞の確認、ジェンダーアイデンティティの尊重

ミスジェンダリング*を防ぐため、応募フォームには自分が使って欲しい代名詞(代名詞を希望しない場合には名前等)を記述式で書き込めるようにしています。創作期間中も、それぞれの代名詞を尊重するために、知識と意識の共有を徹底していきます。
*本人が自認するジェンダーと異なる取り扱いをする差別行為(例:見た目で性別を憶測して判断した人称代名詞や敬称を相手に用いる)

言語やコミュニケーションの多様性を尊重したアート・トランスレーション

アジアの国々からの参加者が集まる東京芸術祭ファーム内でのコミュニケーションには、共通語として「英語」が用いられますが、土地や文化により英語のあり方も多様です。コミュニケーションデザインチームは、それぞれの話す英語を尊重し、英語が流暢な人もそうでない人も対等に話せるような環境を設計し、言語の変換にとどまらない通訳・翻訳を行います。また、文化の違い等によりコミュニケーションの取り方も様々です。一つの文化マナー(たとえば日本の常識)に人々を従わせるのではなく、それぞれの持ち寄る観点からこの場に必要なコミュニケーションのあり方を探っていきます。

学習機会の提供

以上の取り組み等について、参加者が事前に必要な知識をつけるためのガイダンスやレクチャー、ワークショップを実施します。

スタッフ

Farm-Lab オフィス
合同会社syuz’gen
チーフマネージャー:大川智史、寺田凜
制作:染谷日向子、新田幸生、平野みなの
アドバイザー:植松侑子
バックオフィス:河村美帆香、染谷日向子

コミュニケーションデザインチーム
Art Translators Collective
チーフ:山田カイル、春川ゆうき
メンバー:田村かのこ、森本優芽、水野響

東京芸術祭実行委員会
ファーム事務担当:浜田夏実

主催:東京芸術祭実行委員会〔公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)、東京都〕、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
委託:令和6年度日本博2.0事業(委託型)
協賛:アサヒグループジャパン株式会社

東京芸術祭ファーム 前身となるプログラムのアーカイブはこちら

東京芸術祭 SNS

問い合わせ

Farm-Lab オフィス
03-4213-4293(合同会社syuz'gen 平日10時~18時)
farm@tokyo-festival.jp