PROGRAM
Tokyo Festival Program
【シリーズ・持続可能な舞台芸術の環境をつくる】
東京芸術祭2021 シンポジウム
「アジアから舞台芸術と民主主義を考える ~タイ、台湾、フィリピンの現場から~」
シンポジウム「アジアから舞台芸術と民主主義を考える ~タイ、台湾、フィリピンの現場から~」の動画配信終了について
本シンポジウムは関係者の事情により、予定より早く配信を終了することとなりました。楽しみにしてくださっていた視聴者の皆様に心よりお詫び申し上げます。
ササピン・シリワーニット(俳優、演出家、プロデューサー、BIPAM芸術監督)、リバー・リン(アーティスト、ADAMキュレーター)、JK アニコチェ(パフォーマンス・メイカー)
司会:
横山義志、長島確
ローカルな実践から考える、これからの「自治」のしくみ
コロナ禍を名目として民主化を要求する集会が禁止され、一方で急速なデジタル化が格差拡大を加速させていく。世界中で民主主義の危機が深刻化するなかで、他者の身体を前提とする小さなメディア=舞台芸術は、どのように人々とつながり「公共空間」を立ち上げることができるのか。アジアの舞台芸術をリードしてきたアーティストが集い、それぞれのローカルな実践から、これからの「自治」のしくみを考えていく。
プロフィール
ササピン・シリワーニット
タイ
俳優、演出家、プロデューサー。チュラロンコーン大学で英文学の学士号及び修士号を取得、在学中に演劇活動を始める。B-Floor Theatreメンバーとして国内外で活動。2013年より演出家として自身の作品を発表、最近作はIATC Thailand Dance and Theatre Awards 2017にて最優秀女優賞を受賞した“OH! ODE” (Oh! What Joy, What Goodness, What Beauty Calls For Ode No.7012)。B-Floor Theatreでプロジェクト・マネジャーとして、また個人としてもインディペンデントに多くの国際プロジェクトに携わる。バンコク国際舞台芸術ミーティング(BIPAM)2018 アーティスティック・ディレクター。
リバー・リン
台湾
1984年生まれ。アーティスト。パリと台北を拠点に、視覚芸術、ダンス、パフォーマンスの垣根を跨いで活動。パレ・ド・トーキョー / 現代創造サイト、Centre National de la Danse (パリ)、KANAL- Centre Pompidou (ブリュッセル)、M+ Museum (香港)、 上海外灘美術館 (上海)、明当代美術館 (上海)、台北ビエンナーレ(台北)、Liveworks Festival (シドニー) などで作品を発表。2017年よりAsia Discovers Asia Meeting for Contemporary Performance (ADAM)を台北表演芸術中心(Taipei Performing Arts Center)と共同で設立し、運営を主導。2019年にCentre National de la Danse とのコラボレーションでCamping Asiaを共同キュレーション。
JK アニコチェ
フィリピン
パフォーマンス・メイカー。芸術・文化・社会発展を交差させる活動をおこない、その内容はブラックボックスでのパフォーマンス創作や、多様なコミュニティとの関わりを通じた作品制作を行うなど多岐にわたる。分野にとらわれないパフォーマンス集団 Komunidad X の創設メンバー。また現代文化の研究団体 Sipat Lawin Inc. の芸術監督や、さまざまな芸術祭のフェスティバルディレクターを務める。近年ではニューヨーク、台湾、上海などでも活動を展開。昨年のフェスティバル/トーキョー19では体験型パフォーマンス『Sand (a)isles』を発表。
スタッフ
企画:横山義志(東京芸術祭 リサーチディレクター)
ビジュアルデザイン:内田圭
制作:江口正登、植松侑子(合同会社syuz'gen)
ディレクション:長島確(東京芸術祭 副総合ディレクター)、多田淳之介(東京芸術祭 共同ディレクター)
主催:東京芸術祭実行委員会〔豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)〕
令和3年度文化庁国際文化芸術発信拠点形成事業
問い合わせ
東京芸術祭実行委員会事務局
050-1746-0996(平日10時〜18時)