PROGRAM
Tokyo Festival Program
民俗芸能inとしま2021
『音、鳴りやまぬ。』試写会&トーク
by 長崎獅子連、冨士元囃子連中、雑司ヶ谷鬼子母神御会式連合会 ほか
新型コロナウイルスの影響により「まつりのおとがきこえる」の現地開催は叶いませんでしたが、豊島区指定無形民俗文化財の現在を追ったドキュメンタリー映像作品『音、鳴りやまぬ。』を制作いたしました。2022/2/18(金)更新
https://tokyo-festival.jp/2021/info/4190/
長崎獅子舞(長崎獅子連)
冨士元囃子(冨士元囃子連中)
雑司ヶ谷鬼子母神御会式万灯練供養(雑司ヶ谷鬼子母神御会式連合会)ほか
※映像作品の上映とトークのみになります。舞台上での上演はございません。
監督:長岡参
メガタウン池袋の東西に今も残る3つの「まつり」。
少子高齢化、コロナ禍 …時の流れに直面しながら、それでも「音」は鳴り続ける。
『 音、鳴りやまぬ。』は、豊島区に連綿と伝わる「長崎獅子舞」「冨士元囃子」「雑司ヶ谷鬼子母神御会式万灯練供養」の現在を追ったドキュメンタリー映像作品。 コロナ禍でお祭りや地域行事の中止が相次ぎ、豊島区でも毎年開催している民俗芸能公演が2021年は中止を余儀なくされた。そしてこの事がきっかけとなり、地域の民俗芸能を記録する本プロジェクトがスタート。なぜ「まつり」は変わりゆく時代の中でも人々を魅了し続けるのか。秋から冬3か月に渡り、長崎獅子連、冨士元囃子連中、御会式連合会の方々を中心にインタビュー取材を重ね、それぞれの視点で語られる想いを映像に収めた。都会に息づく民俗芸能の知られざる姿を記録したドキュメンタリー映像作品。
上映スケジュール
日程:2022年3月6日(日)
時間:開場|12:30、上映|13:00~14:00(予定)、トーク|14:10~15:00
トーク登壇者:
長岡 参氏(監督)
福田裕美氏(東京音楽大学 音楽教育専攻准教授)
小岩秀太郎氏(公益社団法人 全日本郷土芸能協会理事)
チケット情報
チケット料金:無料
申込受付:2022年2月18日(金)10:00~ ※定員に達し次第受付終了
参加無料 ※要事前申込 ※3歳未満入場不可
全席自由
定員180名(先着順)
お申し込み→https://otonari.toshima-pjt.jp
会場
プロフィール
監督:長岡 参
映画作家。株式会社エヴォリューション取締役。1979年、千葉県四街道市生まれ。フリーランスとして東京で様々なクリエイティブの仕事に従事した後、より本質的な暮らしとは何か?を考え、それを映像化するべく2010年に拠点を徳島に移し、民俗学的/文化人類学的視座と、一生活者としてのリアルな感覚の間に立ちながら作品制作を開始。代表作に全国の限界集落を探訪したドキュメンタリー映画『産土』や、6年間に渡り1人の老美容師を追い続けた『神山アローン』等がある。
長崎獅子連|長崎獅子舞
元禄年間から伝承される豊島区の郷土芸能。
旧長崎村の人々は村の鎮守である現在の長崎神社に集い、悪疫災厄退散、五穀豊穣、雨乞い、厄除け、天下泰平を祈り獅子舞を演じてきた。漆黒の地鳥の羽を背に負った木彫りの竜頭をかぶり、腹に太鼓をつけた若者が勇壮に舞い踊る。
毎年5月第2日曜に長崎神社祭礼で演じられている。
冨士元囃子連中 | 冨士元囃子
明治30年代に現豊島区高松の長崎富士塚の講元を中心として発生した囃子連。
東京の祭囃子の特徴である五人囃子の形態をとり、神田流大間囃子に属す。のどかな笛の音と、締め太鼓の小気味よいテンポが特徴。
毎年9月第2土曜日曜の長崎神社例大祭では、提灯で飾った屋台で囃子を演奏しながら町内をまわり、祭りを盛り上げている。
雑司ヶ谷鬼子母神御会式連合会 | 雑司ヶ谷鬼子母神御会式万灯練供養
御会式は、日蓮宗の祖日蓮聖人を供養する宗教行事。
雑司ヶ谷法明寺では10月13日に宗祖御会式を行う。それとは別に、毎年10月16日~18日に鬼子母神堂の大祭として鬼子母神御会式が行われる。団扇太鼓の独特なリズムを響かせ、枝垂れ桜様の万灯が何台も連なり練り歩く様は幻想的な秋の風物詩として親しまれている。
※鬼子母神の鬼はツノなしです。
主催:公益財団法人としま未来文化財団、豊島区、東京芸術祭実行委員会〔豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)〕
助成:令和3年度文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業
問い合わせ
公益財団法人としま未来文化財団 事業企画グループ
TEL:03-3590-7118 (平日9:00~17:00)
FAX:03-3984-0865
MAIL:matsuri.oto@gmail.com