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東京芸術祭2022野外劇「嵐が丘」演出 小野寺修二 出演者オーディションのお知らせ
2022年、東京芸術祭は日本最大級の舞台芸術を中心とした都市型芸術祭として7年目を迎えます。中でも池袋のグローバルリングで行われる「野外劇」は、メインプログラムとして位置づけられています。
22年の野外劇は、演出に小野寺修二を迎え、世界三大悲劇と呼ばれているエミリー・ブロンテ作「嵐が丘」を、GLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場)で上演します。つきましては、本作品に出演する俳優、ダンサーを募集します。奮ってご応募ください。
東京芸術祭2022 野外劇「嵐が丘」オーディション概要
公演概要 東京芸術祭2022野外劇『嵐が丘』
作:エミリー・ブロンテ
演出:小野寺修二
総合ディレクター:宮城聰(東京芸術祭総合ディレクター)
日程:2022年10月17日(月)~26日(水)(予定)[東京芸術祭2022会期中]
会場:池袋西口公園野外劇場GLOBAL RING THEATRE
オーディション概要
<エントリー受付期間 2022年1月5日(水)〜2022年1月26日(水)【24:00必着】>
◎応募条件
・2022年4月1日時点で18歳以上の方。
・2022年2月の二次選考に参加できること。
・稽古~本番期間に責任をもって参加できること。
・国籍不問(ただし、相応の日本語でのコミュニケーション能力を必要とする)。
・演劇、ダンス等、舞台芸術の経験者(演出家に指示される内容を記憶し実践する身体能力を有すること)。
※劇団、事務所等のご所属がある場合は、応募の了承を予めご確認ください。
◎待遇謝礼
あり(出演料)※本オーディションの参加に関しての謝礼や交通費の支給はありません。
◎選考方法
1.一次選考【書類審査】以下の応募方法にもとづき、2022年1月5日(水)~26日(水)の期間にエントリーシートをご送付ください。
一次選考通過の場合は二次選考についての情報を2月4日(金)までにいただいたメールアドレスにご連絡いたします。
2.二次選考【実技審査】日程:2月15日(火)~18日(金) (時間未定・詳細は連絡します)
◎応募方法
以下の必要事項をエントリーフォームに記入してください。(メールでの応募不可)
1.氏名(ふりがな)
2.氏名のローマ字、アルファベット表記
3.生年月日と年齢
4.住所(郵便番号を明記のこと)
5.日中連絡のつく電話番号
6.所属
7.身長
8.メールアドレス
9.応募者の写真2種(①顔写真(正面からのもの)②全身写真)*3ヶ月以内のもの
10.舞台経験・経歴
11.特技
12.志望動機(200字程度)
※1~2は、芸名の場合、本名も併せてご記入ください。
※選考結果は二次選考に進まれる方にのみ、メールでご連絡いたします。東京芸術祭野外劇オーディション係からのメール(tf2022outdoor@gmail.com)が受信できるメールアドレスを必ずお書きください。
◎エントリー
登録フォームに入力してください。※Googleアカウントからのログインが必要です。
◎連絡先
tf2022outdoor@gmail.comからご連絡します。(メールが届くように受信設定してください)
※お送りいただきました個人情報は、オーディションの選考のほか、東京芸術祭、本事業に関連する連絡のため利用することがあります。
◎稽古スケジュール(予定)
プレ稽古:2022年4月16日~4月25日
本稽古:2022年9月11日~10月16日
会場:東京都内稽古場(予定)
※詳細なスケジュール、条件は合格者の方に追ってご連絡、調整いたします。
出演者募集についてのお問い合わせ先
東京芸術祭野外劇事務局 電話:050–1743–6219(平日10:00–15:00)
東京芸術祭実行委員会事務局 電話:050–1746–0996 (平日10:00–18:00)
E–mail:tf2022outdoor@gmail.com
主催:東京芸術祭実行委員会〔豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)
演出 小野寺修二からのメッセージ
池袋の西口公園野外劇場グローバルリングシアターで公演をさせて頂けるとお話を伺って、野外でしか出来ない、スケールの大きなことをやってみたい、また屋内では表現出来ない自然との対峙を扱ってみたい、例えば嵐のような、嵐、、嵐、、という中で、タイトルから、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』を思い出したのでした。そして初めてじっくり手に取り読んでみたのですが、名作という認識、薄く知っていた「恋愛小説」の印象を大いに裏切る、登場人物が皆、わがままで口が悪く、あまりの度を超えた身勝手さにちょっと驚いたのですが、「悪人としか思えない人物を、魅力的に見せること」について、今興味があるのもあり、面白いものが出来るかもしれない、と思っております。僕自身は身体表現からの出発で、人物の造形も身体からのアプローチとなりますが、野外劇で、晒される生身身体をもってすると、『嵐が丘』に登場する破天荒過ぎるキャラクターも実現可能かもしれないと考えております。皆様のご応募を心よりお待ちしております。
小野寺修二
演出家。カンパニーデラシネラ主宰。日本マイム研究所にてマイムを学ぶ。1995年~2006年、パフォーマンスシアター水と油にて活動。その後、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員として1年間フランスに滞在。帰国後、カンパニーデラシネラを立ち上げる。マイムの動きをベースとした独自の演出で世代を超えた注目を集めている。第3回日本ダンスフォーラム賞受賞。第18回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞受賞。近年の主な演出作品は、横浜ダンスコレクション2019『見立てる』(2019年/横浜のげシャーレ)、『Knife』(2020年/神奈川芸術劇場)など。また、瀬戸内国際芸術祭にて野外劇『人魚姫』を発表するなど、劇場内にとどまらないパフォーマンスにも積極的に取組んでいる。2015年度文化庁文化交流使。
東京芸術祭2022概要(予定)
総合ディレクター:宮城聰(演出家、SPAC–静岡県舞台芸術センター芸術総監督)
会期:2022年9月〜11月
会場:東京芸術劇場、池袋西口公園野外劇場GLOBAL RING THEATREほか
主催:東京芸術祭実行委員会〔豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)〕