「東京芸術祭2020」いよいよ開幕!

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東京芸術祭実行委員会は、明日、2020年9月30日(水)より、豊島区池袋エリアを中心に「東京芸術祭2020」を開幕いたします。東京芸術祭直轄プログラムほか、フェスティバル/トーキョー(F/T)、芸劇オータムセレクション、としま国際アート・カルチャー都市発信プログラム、Asian Performing Arts Farm(APAF)2020の事業による全35の多彩な舞台芸術のプログラムが池袋エリアを彩ります。

今年のテーマは、「どうやって出会う!」(英表記:’To Meet or Not to Meet?’)。「東京芸術祭2020」は、誰にでも開かれた、多様な人々のための【思考や精神が外出できる】居場所として、東京という街の魅力の一端を担いたいという思いを込めています。

関係各所と協力しながら徹底した新型コロナウイルス感染症拡大防止に取り組み、安心安全な形での開催をお約束いたします。今年は、通常公演のみならずオンライン配信やVRを取り入れた公演など、これからの新しい舞台芸術の在り方を提案するため様々な実施形態で展開してまいります。

■ 東京芸術祭総合ディレクター 宮城聰 コメント

「東京芸術祭、やります。」 宮城 聰

「なにも今、国際舞台芸術祭をやらなくてもいいんじゃあ・・・」という内なる声が、われらディレクター陣の耳の奥でも鳴り響く数ヶ月。を経て、私たちは東京芸術祭の開催を決意しました。なぜなら、「東京が”閉じて”しまったら、もう東京の東京たるゆえんは消えてしまう」と思ったからです。

いまだに正体のわからない新型ウイルスとの持久戦で、人はよるべない不安感からどうしても「二分法的思考」に傾きます。つまり「自分たちの側」と「敵側」に分けたくなってしまいます。すぐ同意できる相手とだけ話すようになり、違和感のある相手とわかり合おうなんて思わなくなります。そう、「他者」に対して”閉じて”いきます。

でも、東京の価値ってなんだったでしょう?それは何より「いろんな人がいる」ことじゃなかったでしょうか?「いろんな人がいることが許されている」ことじゃなかったでしょうか?

・・・いま他者と出会う窓を減らしちゃいけない! それに気づいたとき、私たちは決意できました。

「東京芸術祭、やります。」

東京芸術祭 2020 開催概要

名称    :東京芸術祭2020
会期 :2020(令和2)年9月30日(水)~11月29日(日)
会場 :東京芸術劇場、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、GLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場) ほか 池袋周辺エリア
主催 :東京芸術祭実行委員会[豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、フェスティバル/トーキョー実行委員会、公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)]

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