天変地異が続き、政情不安に揺れた天明時代 ― 大泥棒・神道徳次郎一派の物語。
徳川第 10 代将軍・家治から第 11 代・家斉の時代。天明 2 年に始まった「天明の大飢饉」により、各地で治安が悪化するなど、世情は不安定だった天明年間(西暦 1781~89 年)を舞台に、様々な盗賊(=白浪)のエピソードを描いた、大師匠の二代目山陽が得意にした白浪物『天明白浪伝』オムニバス形式の 10 席プラス α でお送りします。
この秋、人気シリーズ『奈々福の、惚れるひと。』にて、待望のあうるすぽっと初登場となり、古典連続物を得意とする次代を担う講談師の神田阿久鯉と、2020 年1月、神田松之丞として最後の連続読みをあうるすぽっとで披露し真打昇進と襲名を果たした神田伯山の注目の姉弟コンビが、3日間の連続読みにて口演します。必聴の舞台です。
出演
神田阿久鯉/神田伯山
クレジット
【照明】加藤秀俊(株式会社岡⽥舞台)
【⾳響】井隼誠吾(株式会社岡⽥舞台)
【舞台監督】岡⽥直哉 (株式会社岡⽥舞台)
【宣伝美術】菅原⿇⾐⼦(ycoment)
【宣伝写真】橘 蓮⼆
プロフィール
神田阿久鯉
神奈川県横浜市出身。日本大学芸術学部放送学科卒業。1996 年、三代目神田松鯉に入門。同年、初高座。前座名は小松。2001 年、二つ目昇進時に小松改め、「阿久鯉」。2008 年、真打昇進。「柳沢昇進録」「天明白浪伝」「慶安太平記」「徳川天一坊」などの古典連続物を得意とし、精力的に活動している。「2015 年度 国立演芸場 花形演芸会 特別賞」受賞。四谷須賀神社にて、連続物・根多おろしの会「鯉のゆくえ」開講中。
神田伯山
東京都豊島区出身。2007 年、三代目神田松鯉に入門、「松之丞」。2012年、二ツ目昇進。若くして “連続物”や、“端物(一席物)”と言われる数々の読み物を異例の早さで継承した講談師。メディアに多数出演するなど講談普及の先頭に立つ活躍をしている。2020 年 2 月、真打昇進と同時に大名跡・六代目 「伯山」を襲名。2017 年「平成 28 年度 花形演芸大賞」銀賞、2018 年「第 35 回 浅草芸能大賞」新人賞、2019 年「平成 30 年度 花形演芸大賞」金賞など多数受賞。
上演スケジュール
上演形態 : 通常上演
日時 : 10 月 8 日(木)・9 日(金)・10 日(土)19:00 開演
チケット
チケット料金
一般 3日間通し券 10,500 円ほか
【※予定枚数終了】
発売日
・一般 : 9月13日(日)
・豊島区民先行 : 9月12日(土)
チケット取扱
としまチケットセンター
会場
あうるすぽっと
〒170-0013 東京都豊島区東池袋4丁目5−2 ライズ アリーナ ビル2F
主催
主催 : 公益財団法人としま未来文化財団(あうるすぽっと)/豊島区/東京芸術祭実行委員会
助成:令和2年度 ⽂化庁 ⽂化芸術創造拠点形成事業
お問い合わせ
としまチケットセンター 0570-056-777(10:00〜17:00/10/6(火)休業・臨時休業あり)