直轄プログラム FTレーベル

オンラインディスカッション「公共空間でつくる意味2」

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終了
公演終了
スピーカー:アオキ裕キ(ダンサー・振付家)
ウォーリー木下(演出家・フェスティバルディレクター)
佐々木文美(セノグラファー)
司会:長島確・河合千佳(東京芸術祭FTレーベルプログラムディレクター)

なぜわざわざまちへ出ていくの?

毎日のように通る駅前の広場、買い物をする商店街、家族と出かける公園——見慣れたまちの一角が、アーティストの手によって特別な空間に変わる。偶然の出会いも含め、誰もが楽しめる「まちなか」でのプログラムはフェスティバルの醍醐味といえる。しかし、アーティストにとって、まちなか(開かれた公共空間)でつくることは、劇場などの専用施設でつくるのとはまったく違う体験である。場所の確保から、天気を含むさまざまな外的条件、何よりそこで暮らし働く人々との関係——。このディスカッションでは、まちでプロジェクトを展開するアーティスト、ディレクターをゲストに迎え、公共空間でつくる魅力と価値とは何か、そこにある工夫や苦労について意見交換を行う。

プログラムディレクターズ コメント

今年のFTレーベルは《ひとがいる》ということを感じ直すための作品をラインナップしています。日頃見ているオンラインの画面の向こうにも、製造や物流の影にも、破壊される建物のなかにも、生身のひとがいるということ。『オンラインディスカッション』は昨年と同じテーマで2つのセッションを行います。それぞれ違う現場で、違う立場から実践・研究に取り組んでいる専門家をお招きし、情報と意見の交換を行います。従来のモデルとは違う活動の形や意味、つくり手の姿が浮かび上がってくると思います。FTレーベル プログラムディレクター 長島確、河合千佳

プロフィール

写真:河原剛

アオキ裕キ

新人Hソケリッサ!主宰、ダンサー・振付家。タレントのバックダンサー業などを経て、2001年NY留学中同時多発テロに遭遇、人間に内在した驚異に触れ自身の踊りの在り方を問い直す。「日々生きることに向き合わざる得ない体」を求め2005年より路上生活経験者と共に「新人Hソケリッサ!」を開始。2004年NEXTREAM21最優秀賞受賞 、コニカミノルタソーシャルデザインアワード2016、グランプリ受賞。

ウォーリー木下

神戸大学在学中に「劇団☆世界一団(現sunday)」を旗揚げ。ノンバーバルパフォーマンス集団「THE ORIGINAL TEMPO」のプロデュースを行い、エジンバラ演劇祭にて5つ星を獲得。「静岡ストリートシアターフェス ストレンジシード」他、様々な演劇祭のフェスティバルディレクターを務める。
近年の主な作品に、東京 2020 パラリンピック開会式、「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」など。2018年4月より「神戸アートビレッジセンター(KAVC)」舞台芸術プログラム・ディレクターに就任。

佐々木文美

1983年生まれ、鹿児島県出身。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒。
セノグラファーで快快(FAIFAI)メンバー。多種多様な企画に舞台美術、セノグラフィーとして参加。ホームパーティーをするのが好き。

関連リンク

スケジュール

11月12日(土)〜12月11日(日)

言語

日本語

チケット情報

無料(配信期間中のみ、東京芸術祭YouTubeチャンネルでご視聴いただけます)

スタッフクレジット

映像収録・編集:宮澤響(合同会社アロポジデ)、高橋由衣
制作:artsknot、奥山三代都

主催クレジット

主催:東京芸術祭実行委員会〔豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)、東京都〕
助成:令和4年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業
協賛:アサヒグループジャパン株式会社

お問い合わせ

東京芸術祭実行委員会事務局
050-1746-0996 (平日10:00〜18:00)