PROGRAM
Tokyo Festival Program
オンラインディスカッション「映像のパフォーマンス」
岡田利規(演劇作家・小説家・チェルフィッチュ主宰)、竹下暁子(パフォーミングアーツ・プロデューサー/山口情報芸術センター[YCAM])、深田晃司(映画監督)
モデレーター:
長島確(東京芸術祭副総合ディレクター)
カメラを通じて考える「上演」のゆくえ
新型コロナウィルス感染拡大の影響を強く受ける舞台芸術。演じ手と観客とが同じ空間を共有する親密さを遠ざけることで、今、何が起きているのだろう。加速する舞台映像配信などを例に、アーティスト、プロデューサーそれぞれの視点から、カメラを通じた「上演」の可能性を語る。
配信動画
配信期間が終了しました。
会場
オンライン
プロフィール
岡田利規
1973年横浜生まれ、熊本在住。演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰。活動は従来の演劇の概念を覆すとみなされ国内外で注目される。『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞受賞。小説集『わたしたちに許された特別な時間 の終わり』で第2回大江健三郎賞受賞。16年よりミュンヘン・カンマーシュピーレ のレパートリー作品演出を4シーズンにわたって務め、20年『The Vacuum Cleaner』がドイツの演劇祭Theatertreffenの“注目すべき10作品”に選出。『プラータナー:憑依のポートレート』で第27回読売演劇大賞 選考委員特別賞受賞。21年戯曲集『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』で第72回読売文学賞 戯曲・シナリオ賞受賞。
竹下暁子
山口情報芸術センター[YCAM]パフォーミングアーツプロデューサー。2008年 から現職。contact Gonzo+YCAMによるツアーパフォーマンス「hey you, ask the animals」(2013)、野村萬斎+坂本龍一+高谷史郎による能楽コラボレー ション作品「LIFE—WELL」(2013)、イスラエル・ガルバンとAIのセッション「Israel & イスラエル」(2019)などのYCAMオリジナル作品のプロデュースのほ か、テクノロジーと身体の新しい関係を追求する研究開発プロジェクトとして「Reactor for Awareness in Motion」(2010年〜)などのディレクションを担当。2017年大脇理智+YCAM「The Other in You」でアルスエレクトロニカHonorary Mentionsを受賞。
深田晃司
1980年生まれ。99年に映画美学校に入学08年『東京人間喜 劇』を発表。10年『歓待』で東京国際映画祭日本映画ある視点部門作品賞受賞。16年『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞。17年第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。20年、最新作『本気のしるし 劇場版』が第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出されるがコロナにより開催中止となる。
スタッフ
字幕翻訳:山縣美礼
映像編集:合同会社アロポジデ
制作:戸田史子、園田祥子(arts knot)
アドバイザー:西尾祥子(arts knot / (株)システマ)
問い合わせ
東京芸術祭事務局
TEL: 050-1746-0996(平日10-18時)