《In Japanese only》東京芸術祭2019 記者発表会を開催いたしました。

  • News
  • To the press

7/26(金)、東京芸術祭2019の記者発表を開催いたしました。
総合ディレクターの宮城聰⽒よりテーマやプランニングチームのご紹介のほか、新事業として取り組む「東京芸術祭 ワールドコンペティション2019」をはじめ、全27プログラムについてご紹介しました。

▼チラシ・プレスリリースはこちらからご覧いただけます。
・東京芸術祭2019 チラシ
https://tokyo-festival.jp/2019/assets/TF2019_Flyer_0726.pdf
・東京芸術祭 ワールドコンペティション2019 チラシ
https://tokyo-festival.jp/…/ass…/TF2019_WorldCompetition.pdf

・プレスリリース
https://tokyo-festival.jp/2019/assets/TF2019_pressrelease_0726.pdf

 

<東京芸術祭2019 総合ディレクター 宮城聰 メッセージ>

東京2020がいよいよ近づいてきました!でも本当に「平和の祭典」になるでしょうか?
世界ではここ数年、面倒なことがあったらチカラで黙らせる、という昔ながらの手法が幅をきかせているようです。チカラ、つまり軍事力や経済力ですね。確かにチカラによって相手を黙らせることはできるでしょう。でも黙らせられた側は、チカラをふるった側を尊敬することはありません。深く恨むだけです。それが人間というものですよね。
で、こんな世界規模の渦の中で僕らにできることが何か残っているとしたら、ここはやっぱり「多様性」のメリットをアピールするしかないのでは、と思うのです。ひとつの物差しで全部を測るのではなく、こんな物差しもあるヨ、とどんどん物差しを増やしてゆく。その先には、他者の物差しへの関心が生まれるでしょう。「こういうものを大事にする人たちもいるんだなあ!」と。
東京芸術祭もその一助になれるようがんばります。今年からは、物差しを増やすことの面白さをダイレクトに実感していただける「ワールドコンペティション」も始めます。(来年が平和の祭典になることを強く願いながら!)
私たちのジタバタに少しでも関心を持っていただければ幸いです。

東京芸術祭総合ディレクター
宮城 聰

pagetop