東京芸術祭 2017

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トークシリーズ『0場』第3夜(テーマ:社会と舞台芸術 vol.1)

[登壇者]  石神夏希(劇作家)/大澤真幸(社会学者)/長島 確(ドラマトゥルク)

テーマ「社会と舞台芸術 vol.1」

 

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 日本におけるドラマトゥルクの草分けとして活躍し、多くの劇場外で行われる作品に携わってきた長島確、コミュニティに根差したアートプロジェクトを企画・制作している石神夏希、SPAC‐静岡県舞台芸術センターで文芸部員も務める社会学者の大澤真幸を招き、トークを展開します。舞台芸術が劇場の外に出るというだけではなく、外に出る意味や思想などを改めて問うことで、再発見が生まれる場を目指します。

 


 

□登壇者 (五十音順)

 

 撮影:菅原康太

石神夏希(劇作家)

1999年よりペピン結構設計を中心に劇作家として活動。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。近年は横浜を拠点に国内各地や海外に滞在し、横浜・メルボルン・マニラで創作・上演した『ギブ・ミー・チョコレート!』(2015-2017)をはじめ都市やコミュニティを素材にサイトスペシフィックな演劇やアートプロジェクトを手がける。また『Sensuous City [官能都市]』(HOME'S総研, 2015)といった住まいやまちに関するリサーチ・企画、NPO法人『場所と物語』理事長、遊休不動産を活用したクリエイティブ拠点『The CAVE』の立ち上げなど、空間や都市に関するさまざまなプロジェクトに携わる。

 

 

大澤真幸(社会学者)

1958年、長野県松本市生。東京大学大学院社会学研究科修了。社会学博士。SPAC(静岡県舞台芸術センター)文芸部員。個人思想誌『Thinking「O」』(左右社)主宰。麗澤大学客員教授。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授等を歴任。著書に、『身体の比較社会学』(勁草書房)、『ナショナリズムの由来』(講談社、毎日出版文化賞)、『〈世界史〉の哲学』(講談社)、『社会は絶えず夢を見ている』(朝日出版)、『自由という牢獄』(岩波書店、河合隼雄学芸賞)、『日本史のなぞ』(朝日新書)、『山崎豊子と〈男〉たち』(新潮選書)、『憎悪と愛の哲学』(角川書店)、『ふしぎなキリスト教』(橋爪大三郎と共著、中央公論新書大賞)等。

 

 撮影:川瀬一絵

長島 確(ドラマトゥルク)

日本におけるドラマトゥルクの草分けとして、さまざまな演出家・振付家の作品に参加。近年 は演劇の発想やノウハウを劇場外へ持ち出すことに興味をもち、アートプロジェクトにも積極 的に関わる。主な劇場外での作品・プロジェクトに「戯曲をもって町へ出よう。」「アトレウ ス家」シリーズ(東京アートポイント計画ほか)、『四谷雑談集+四家の怪談』(中野成樹 と、F/T13)、「ザ・ワールド」(大橋可也&ダンサーズ)、『←(やじるし)』(さいたま トリエンナーレ)、『半七半八(はんしちきどり)』(ナカフラ、F/T17)など。その他最近 の参加作品に『DOUBLE TOMORROW』、『ハッピーな日々』、『それからの街』など。

 


 

□トークシリーズ『0場』 

 東京芸術祭2017はトークシリーズ『0場(ゼロバ)』を11月・12月に計4夜開催することとなりました。昨年も好評を博した『0場』はアート界に限らず様々な分野の最先端で活躍する人々が、多様な視点から語り合うトークシリーズです。舞台芸術の公演では「幕」や「場」という言葉を使って場面の区切りを表しますが、「0場」とは舞台の幕が上がる前の状態を指す言葉です。このトークイベントは、芸術祭や芸術作品と社会との関係について自由に語り合う前庭的な「広場」を目指して開催されます。

プログラム詳細

  • 会場
    丸善 池袋店 2階
    ※JR池袋駅、東武東上線池袋駅 東口より徒歩5分 東京メトロ有楽町線/副都心線/丸の内線池袋駅 39番出口より徒歩5分 西武池袋線池袋駅 西武南口より徒歩2分(Access
  • 日程

    2017年12月5日(火)

    19:00開始 (受付開始・開場18:30)

  • 上演時間

    2時間 ※予定

  • 上演言語

    日本語

  • ジャンル
    講座・シンポジウム, レクチャー, 無料, その他

チケット

  • 入場無料/要予約

こちら よりご予約ください

※11月3日(金・祝)10:00より予約受付開始。

※要登録(Peatix (ピーティックス))